International Junior Piano Institute in Uozu 

魚津国際ジュニアピアノフェスティバル

   富山県ゆかりの国際親善ピアニスト募集ページ 

3月3日、応募要項を更新しました。*特別奨学生について追記しました。

日本の若いピア二ストの方々へのメッセージ

アメリカ・ジュリアード音楽院の名教授・故サーシャ・ゴロニツキ―氏のメソッドを受け継ぐロト・中谷三代子先生のレッスンは素晴らしく、技術的なことはもちろんですが、そのお導きの手法はまさに「音楽」そのもの、心で感じる、聴く、楽譜と向き合うこと含め、音楽を表現するための心や身体をとても豊かに成長させてくださいます。、先生は特に若い世代の育成に力を注がれ、国際的に活躍する多くのピアニストを育てていらっしゃいます。ふとしたご縁から学びの森を見つけて下さり、魚津市の自然豊かな環境と存分にピアノを練習できる環境の整った施設を「世界にも例を見ないピアノの天国ね」と仰って下さった三代子先生とのご縁から、この国際ピアノフェスティバルが昨年初めて開催され、大きな成功を収めました。
 先生のお言葉通り、学びの森交流館は元音楽大学の施設をそのまま残した施設で、たくさんのグランドピアノの練習室と、1970年のハンブルクスタインウェイのフルコンサートピアノを備えた小ホールのある施設です。
これまでもサマーセミナーやコンサートなど、施設の特性を活かした催しを多数開催してきましたが、特にこのような国際セミナーを開催できることは大きな歓びです。
今年再び、ロト・中谷三代子先生とその信頼する仲間である素晴らしい先生方をお迎えし、伝統的なヨーロッパのピア二ズムを学ぶ若いピア二ストのためのフェスティバルが開催されることを心から光栄に思います。ぜひ、富山県ゆかりのピアノを学ぶ若い世代の方々と共に「生きたレッスン」「生きた音楽」を学ぶ時間を共有できればと願っております。受講生としてエントリーして下さる方はもちろん、たくさんの方にもレッスンやコンサートをぜひ聴講していただけましたら幸いです。

学びの森音楽祭プロデューサー

大野由加

私の先生(サーシャ・ゴロニツキ―)はいつも、夏はピアニストとして学び成長する絶好の機会だと教えてくれました。新しい協奏曲を学んだり、他の音楽家と一緒に演奏したり、さらにはテクニックや演奏方法を変えたりすることもできます。夏は、自分自身に挑戦してみるのに最適な時期です。自分自身に挑戦することは、音楽家として成長するための最も素晴らしいツールの一つです。


若い時、体は強健なので、より優れたピアニストになるために自分自身に挑戦する必要があります。ピアニストとして、私たちは 26 歳を過ぎたあたりから体が問題を抱え始めることに気づく必要があります。ですから、その年齢に達する前に、本当に自分自身に挑戦するべきです。


十代は、最適な成長を達成し、生涯にわたって使用するテクニックの基礎を築くための最高の時期です。


周りの自然の風景を見て、ドビュッシーのような真に美しいものをイメージしてみてください。舌が興奮してゾワゾワするような、美味しいものを食べてみてください。それは、ラフマニノフのようなものです。心を揺さぶるような、深みのあるものを読んでみてください。それは、バッハのようなものです。あるいは、体が無意識に反応するようなリズムの音楽に合わせて踊ってみてください。それは、ドビュッシーのようなものです。


私たちの人生におけるすべては、これらの偉大な芸術作品と関係しています。若い時に、外に出て探検しましょう!


私たちは、魚津のような美しい場所にある素晴らしい施設で学ぶ機会を持てて非常に幸運です。学びの森は、自然の美しさと共に、桜ホールのハンブルク・スタインウェイのように、人間が作った芸術の美しさが融合しています。


ロト・中谷三代子

 2024

募集要項

このセミナーではアメリカ・台湾からの参加者との交流やレッスンが英語で行われます。
英語が不安な方でも日本語の通じる先生や通訳の先生がいるので安心して下さい。
レッスンやコンサートなど音楽の時間だけではなく、食事や遠足など様々な時間を通して
国籍や年齢を超えて豊かな音楽の時間を持つことができるでしょう。

 

*This is an application form for residents of Japan.  

エントリーはこちらから

*国際交流親善ピアニストの方の参加は基本的に土日の週末となりますが、学校のスケジュールに支障の出ない範囲で、平日に任意で参加することも可能です。
その場合は事務局から在学校の校長先生宛に欠席願いの書類を作成いたします。
(但し、公欠の扱いについては各校の判断によります)

参加に関するご質問などはこちら

  学 びの森音楽祭事務局

サーシャ・ゴロニツキ―氏について

 

サーシャ・ゴロニツキー氏は、40 年間にわたってジュリアード音楽院で教鞭をとった、卓越したピアニストであり、著名な教授でした。ジュリアードの教員になる前は、ソロピアニストとして素晴らしいキャリアを築き、カーネギーホールで 27 回の連続リサイタルを行いました。ジュリアードの教授になってからも、世界中で演奏活動を続け、数々の音楽祭に出演し、著名なオーケストラと共演し、権威ある賞を受賞しました。彼はまた、著名なジョセフ・ラエフスキーの助手を務め、ラエフスキーの生徒時代からその職務に就いており、つまり彼はジュリアードでほぼ 50 年間教鞭をとっていました。例えば現在輝かしい活躍を果たしているエフゲニー・キーシン氏も彼の薫陶を受けた一人です。
 ゴロニツキー氏は、特に古典派とロマン派のレパートリーを得意とし、中でもベートーヴェン、シューマン、ショパンの作品で高い評価を得ていました。彼の演奏は、卓越したテクニック、音楽的深み、そして豊かな感情表現が特徴で、音楽評論家や観客から高く評価され、現在でも史上最高のピアニストの一人として考えられています。

指導陣

Miyoko Nakaya Lotto

      Master class
                 &
      Solo Lessons

Faculty, Manhattan School of Music Pre college,USA 


Ksenia Nosikova

      Master class
                 &
      Solo Lessons

Professor  and Hed of Piano area of Iowa collage ,USA 

I-Chen Chen

      Master class
                 &
      Solo Lessons

Assistant Professor of Tainan National University of the Arts
Taught at New York University and Concordia College,

Kumiko Imamura

     Solo Lessons
                &
Ensenble Coacing

Head of Suzuki Music school of U.S.A

Yuka Ohno

    Solo Lessons
           &
Ensenble Coaching

Lecturer, Senzoku-Gakuen College of Music, 
Executive Director of this Festival,Japan 

Special Guest

Albert Lotto

Piano Recital 
  & 
Public Lesson of  Sascha Gorodnitzki Methods 

セミナーの概要、アメリカ・台湾などの受講生向けの英語ページはこちら