International Junior Piano Institute in Uozu 

魚津国際ジュニアピアノフェスティバル

【重要】コンチェルトワークショップについてのお知らせ

このたび、国際ピアノフェスティバルにおいて実施を予定しておりました「オーケストラ・アンサンブル金沢とのコンチェルトワークショップ」は、事業実施の前提となっていた文化庁助成事業が不採択となったため、やむを得ず中止となりました。

本ワークショップを楽しみにしてくださっていた皆様には、心よりお詫び申し上げます。

しかしながら、コンチェルト作品に取り組む受講生の皆様に少しでも充実した学びと演奏の機会をご提供したいと考え、プログラムを以下のように変更いたします。

■ 7月12日(日)
コンチェルトワークショップ
会場:学びの森・桜ホール
講師:ペーテル・キシュ教授(ハンガリー国立リスト音楽院)

ピアノ伴奏による2台ピアノ形式で実施し、希望者全員が参加することができます。

■ 7月13日(月)
ファイナルコンサート(成果発表会)
会場:新川文化ホール

希望者はソロ作品とコンチェルト作品の両方を演奏することができます。

当初予定していたオーケストラとの共演は実現できなくなりましたが、受講生の皆様にとって有意義な学びと発表の機会となるよう、フェスティバル一同準備を進めております。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


尚、受講生に選ばれた方の特典として11月8日(日)に新川文化ホール大ホールで開催予定のスペシャルコンサートに出演することが出来ます。

 

キシュ・ペーテル教授による個人レッスン受講生募集 

ご希望の方は下記からお申込み下さい。
お名前、ご住所、日中連絡可能なお電話、ご希望日、時間などをお知らせください。
1レッスン50分/20000円(通訳料別)
レッスン可能日
7月6日(月)、10日(金)、11日(土)*各日3名程度
*ハンガリー語によるレッスンが基本で、通訳料として別途5000円が必要です。
英語でのレッスンで通訳無しをご希望の方は通訳料不要です。

*時間帯はご希望に添えない場合があります。予めご了承下さい。

スケジュール詳細が決まりました(6月5日)

■ スケジュール

開催期間
2026年7月3日(金)~7月13日(月)
 


  •  7月3日(金) 18:15~開講式とウェルカムパーティ
  •  7月4日(土) 10:00~オープニングコンサート 13:00~17:00 桜ホールでレッスン*公開形式。
  •  7月5日(日) 11:00~フロリダ国際ピアノコンペティション
    13:00~15:00学びの森ピアノフェスティバル
    16:30~18:00キシュ先生公開講座

  『リスト音楽院の歴史とピアノ音楽』

  •  7月11日(土)10:00~レッスン
    15:00~ティータイムコンサート(ホテルグランミラージュ・ロビー)*受講生の皆さんはそれぞれソロを1曲演奏していただきます。 
  •  7月12日(日)コンチェルトワークショップ(2台ピアノによる)
  •  7月13日(月)ファイナルコンサートと修了式


■ 受講生選考結果発表 

国沢 芽依さん(富山県立高岡南高校)
原田 香埜さん(石川県立金沢辰己丘高校)
廣地 太偉さん(高岡市立五位中学校) 

以上3名の方です。
特別奨学生は該当者なし。

*尚、受講生に選ばれた方は2026年11月8日に新川文化ホール大ホールで開催される学びの森ピアノフェスティバル特別コンサートに出演することが出来ます。

■ 特別企画
コンチェルトワークショップ 

2026年7月12日(日)開催 

会場:学びの森桜ホール
指導講師:キシュ・ペーテル
(ハンガリー・リスト音楽院教授)

■ フロリダ国際ピアノコンクールについて 

本セミナー期間中(7月5日午前11時~12時)に、フロリダ国際ピアノコンクール アジア本選大会が開催されます。 

出場を希望する場合は、事前に2台ピアノ等で録画した動画を提出し、審査を受ける必要があります。 

※詳細は公式ウェブサイトをご確認ください
(こちらのウェブサイトにも日本語要約版がございます) 

本選優勝者の中から1名が、 8月31日 フロリダでのオーケストラとの共演のコンサートに招待されます。 (航空運賃・滞在費の支

 🎹 講師紹介|Faculty 

Miyoko Nakaya Lotto

ロト・中谷三代子|名誉アドヴァイザー

ジュリアード音楽院で長年教鞭をとり、多くの才能を育成した教育者 

ジュリアード音楽院において、名教授サーシャ・ゴロニツキーのもとで長年アシスタントを務め、数多くの優れたピアニストを育成してきた教育者。 

その豊富な指導経験と国際的なネットワークを背景に、後進の育成に尽力し続けている。本フェスティバルの理念の礎となる存在であり、若い世代に対する深い洞察と愛情に満ちた指導で高く評価されている。 

主な実績
・ジュリアード音楽院にて長年指導
・サーシャ・ゴロニツキー氏のアシスタント
・多数の国際的ピアニストを育成 

Kiss Péter 

ペーテル・キシュ

リスト音楽院教授として世界で活躍するピアニスト・教育者

ペーテル・キシュは、ハンガリーを代表するピアニストであり、室内楽奏者・教育者として国際的に高い評価を受けている。リスト音楽院にて学位および教授資格を取得し、現在は同学院室内楽科教授を務める。

ヨーロッパ各地をはじめ、アメリカ、アジアなど世界各国で演奏活動を展開し、古典から現代作品まで幅広いレパートリーを有する。とりわけ室内楽および現代作品の分野においては、数多くの作曲家から信頼を寄せられている。

主な実績
・リスト音楽院 室内楽科教授
・ヨーロッパ、アメリカ、アジア各地での演奏活動
・現代作品の初演・録音多数

I-Chen Chen

 陳宜蓁|イー・チェンチェン 

国際的に活躍し、台湾と日本をつなぐピアニスト・教育者

台湾を拠点に活動するピアニスト・教育者。豊かな音楽性と確かな指導力で、若い世代の育成に力を注いでいる。これまでに台湾国内外で幅広い演奏活動を行うとともに、多くの優秀な学生を育ててきた。

国際的なネットワークを活かし、本フェスティバルにおいても台湾からの参加者の橋渡し役として重要な役割を担っている。温かく実践的な指導は、受講生・保護者双方から高い信頼を得ている。

主な実績
・台湾を中心とした演奏活動および教育活動
・国際交流プロジェクトへの参加・指導
・多数の若手ピアニストの育成
・台南芸術大学、国立中山大学で教鞭

Chi-Yu Chen 

 陳芷瑜|チン・ユーチェン 

ウィーンで研鑽を積んだ台湾の実力派ピアニスト 

台湾・高雄出身。ウィーン国立音楽大学にてピアノ演奏、室内楽の修士号および音楽学博士号を取得。Walter Fleischmann、Avedis Kouyoumdjian、Meira Farkasの各氏に師事。 

国際的なコンクールで多数の受賞歴を持ち、ドイツのJ.S.バッハ国際ピアノコンクールにおいて第1位を受賞。決勝での《ゴルトベルク変奏曲》の演奏は国営ラジオで放送され、その後同コンクールの審査員も務めている。 

帰国後は台湾国家音楽庁より「Rising Star」に選出され、Weiwuyingにおける「24時間バッハ」シリーズなどに出演。音楽と他分野を融合するプロジェクト「Pianists’ Map」を主宰し、精力的な活動を展開している。 

主な実績
・J.S.バッハ国際ピアノコンクール 第1位
・台湾国家音楽庁「Rising Star」選出
・「Pianists’ Map」創設者

Yuka Ohno

  大野由加|プロデューサー/ピアニスト

音楽を通して人と地域、社会、そして世界をつなぐアーティスト。

洗足学園魚津短期大学を首席で卒業後、ソリストおよび室内楽奏者として幅広く演奏活動を展開。オーケストラ・アンサンブル金沢との共演をはじめ、コンサートマスター篠崎史紀ら国内外の第一線の演奏家と共演を重ねてきた。

一方で、教育および地域文化の分野においても独自の活動を展開。2007年より「学びの森音楽祭」のプロデューサーを務め、国際的な音楽交流と地域文化の融合を軸とした多彩な企画を手がけている。

指導者としても高い評価を受け、日本バッハコンクールをはじめとする国内主要コンクールにおいて、多くの受賞者を育成してきた。

現在、洗足学園音楽大学非常勤講師。魚津市音楽コーディネーター。 

Albert Lotto

アルバート・ロト
特別ゲスト ピアニスト

 

国際的に活躍するピアニスト、音楽教育にも力を注ぐアーティスト 

アメリカを拠点に活動するピアニスト。ジュリアード音楽院でサーシャ・ゴロニツキに師事し、ソロおよび室内楽の分野で幅広い演奏活動を行い、各地で高い評価を得ている。 

教育活動にも積極的に取り組み、若い音楽家への指導や国際的な音楽交流に尽力。本フェスティバルにおいても、その豊富な経験と音楽的洞察を活かし、受講生に新たな視点と刺激を与えている。 

主な実績
・アメリカおよび各国での演奏活動
・教育・国際交流プロジェクトへの参加
・室内楽およびソロ演奏での高い評価 

7月5日開催 

第8回
フロリダ・ヤングアーティスト国際ピアノコンクール 
協奏曲部門 アジア大会

参加に関するご質問などはこちら

  学 びの森音楽祭事務局

日本の若いピア二ストの方々へのメッセージ

この国際ピアノフェスティバルは、2024年にスタートしました。
 アメリカのジュリアード音楽院において名教授として知られた故サーシャ・ゴロニツキー教授のもとで長年アシスタントを務め、多くの優れたピアニストを育成してこられたロト・中谷三代子先生とのご縁から、先生の故郷・加賀市にほど近い魚津の地において誕生したものです。 

中谷先生のレッスンは、単なる技術指導にとどまらず、「音楽とは何か」を深く問いかけるものです。聴くこと、感じること、楽譜と真摯に向き合うこと――そのすべてを通して、音楽を表現するための心と身体を豊かに育んでくださいます。とりわけ若い世代の育成に情熱を注がれ、国際的に活躍する多くのピアニストを世に送り出してこられました。 

先生は、初めてこの「学びの森」を訪れた際、その環境を「世界にも例を見ないピアノの天国」と称してくださいました。学びの森交流館は、かつての音楽大学の施設をそのまま活かした空間であり、数多くのグランドピアノを備えた練習室と、1970年製ハンブルク・スタインウェイのフルコンサートピアノを有する小ホールを備えています。この恵まれた環境のもと、世界各国の子どもたちが集い、音楽を通してかけがえのない成長の時間を共に過ごしてほしい――その願いから、本フェスティバルは始まりました。 

これまでも、サマーセミナーやコンサートなど、施設の特性を活かした多くの活動を行ってまいりましたが、このような国際的なセミナーを開催できることは、私たちにとって大きな喜びです。 

今年は、中谷三代子先生がご体調を崩され、ご参加が叶わない状況ではありますが、その志は確かに受け継がれています。門下生であるイ・チェンチェン氏の呼びかけにより、新たに台湾からチン・ジユー氏、さらにハンガリーのリスト音楽院よりペーテル・キッシュ先生という、卓越した音楽家の方々をお迎えすることができました。 

伝統的なヨーロッパのピアニズムを学び、「生きたレッスン」「生きた音楽」に触れる貴重な機会として、本フェスティバルが若いピアニストたちにとってかけがえのない経験となることを心より願っております。 

ぜひ、富山県ゆかりの若い世代の皆様をはじめ、多くの方々にこの機会をご活用いただき、レッスンやコンサートを通して音楽の魅力に触れていただけましたら幸いです。魚津の地において、夏のすばらしい成長のひとときを共に過ごせますことを心より願っております。 

 

学びの森音楽祭プロデューサー
 大野由加 

私の先生(サーシャ・ゴロニツキ―)はいつも、夏はピアニストとして学び成長する絶好の機会だと教えてくれました。新しい協奏曲を学んだり、他の音楽家と一緒に演奏したり、さらにはテクニックや演奏方法を変えたりすることもできます。夏は、自分自身に挑戦してみるのに最適な時期です。自分自身に挑戦することは、音楽家として成長するための最も素晴らしいツールの一つです。


若い時、体は強健なので、より優れたピアニストになるために自分自身に挑戦する必要があります。ピアニストとして、私たちは 26 歳を過ぎたあたりから体が問題を抱え始めることに気づく必要があります。ですから、その年齢に達する前に、本当に自分自身に挑戦するべきです。


十代は、最適な成長を達成し、生涯にわたって使用するテクニックの基礎を築くための最高の時期です。


周りの自然の風景を見て、ドビュッシーのような真に美しいものをイメージしてみてください。舌が興奮してゾワゾワするような、美味しいものを食べてみてください。それは、ラフマニノフのようなものです。心を揺さぶるような、深みのあるものを読んでみてください。それは、バッハのようなものです。あるいは、体が無意識に反応するようなリズムの音楽に合わせて踊ってみてください。それは、ドビュッシーのようなものです。


私たちの人生におけるすべては、これらの偉大な芸術作品と関係しています。若い時に、外に出て探検しましょう!


私たちは、魚津のような美しい場所にある素晴らしい施設で学ぶ機会を持てて非常に幸運です。学びの森は、自然の美しさと共に、桜ホールのハンブルク・スタインウェイのように、人間が作った芸術の美しさが融合しています。


ロト・中谷三代子

 2024

サーシャ・ゴロニツキ―氏について

 

サーシャ・ゴロニツキー氏は、40 年間にわたってジュリアード音楽院で教鞭をとった、卓越したピアニストであり、著名な教授でした。ジュリアードの教員になる前は、ソロピアニストとして素晴らしいキャリアを築き、カーネギーホールで 27 回の連続リサイタルを行いました。ジュリアードの教授になってからも、世界中で演奏活動を続け、数々の音楽祭に出演し、著名なオーケストラと共演し、権威ある賞を受賞しました。彼はまた、著名なジョセフ・ラエフスキーの助手を務め、ラエフスキーの生徒時代からその職務に就いており、つまり彼はジュリアードでほぼ 50 年間教鞭をとっていました。例えば現在輝かしい活躍を果たしているエフゲニー・キーシン氏も彼の薫陶を受けた一人です。
 ゴロニツキー氏は、特に古典派とロマン派のレパートリーを得意とし、中でもベートーヴェン、シューマン、ショパンの作品で高い評価を得ていました。彼の演奏は、卓越したテクニック、音楽的深み、そして豊かな感情表現が特徴で、音楽評論家や観客から高く評価され、現在でも史上最高のピアニストの一人として考えられています。